6月・7月 〜金魚鉢〜

6月の印象でかたつむりを制作しようと思います。

準備するもの

  • 馬革/豚革のハギレ革たち
  • ハサミ
  • 糊(革用ボンド)
  • 両面ワッペン2mm〜3mm
  • 厚紙
  • 銀ペン(ボールペン)
  • 目打ち(爪楊枝)
どのような構図にするか、初めに下書きを左画像のようにしてみました。作成方法は革を下から覗かせる方法で制作するか、革をカットして貼り付けていく方法で制作するか。今回は両方作ってみようと思います。初めは貼り付けにての制作です。後半に覗かせにての制作も掲載してますので、ご覧ください。

デザインの下書き

 


どのような構図にするか、かかり初めに下書きを左画像のようにしてみました。
革を下から覗かせる方法で制作するか、革をカットして貼り付けていく方法で制作するか。今回はベースは貼り付け部分的な場所は覗かせで制作しようと思います。(ゲージは両方とも一緒)

作り方

【貼り付けでの制作】

  

いろんな色を少しずつ使ってみようと思います。左右の画像にある革色を集めてみました。縁取りに長めの紐状の革も準備しました。本体になる革の上にゲージを動かないよう固定して、印をつけていきカットします。金魚鉢・お魚達も(下記画像)

  

  

 お魚達は、いろんな色目の革の裏にゲージをあてて印をつけて小さいのでカッターでカットしました。
下段の右端画像は両面ワッペンに魚のゲージにて印をつけてカットするところです。革の裏面に両面ワッペンを付けて、表側から魚の跡付けをしてカットした方が簡単ですね。印跡など考えると魚のゲージを一回り大きくして、印を付けた内側をカットしたほうが見栄えが綺麗になります。←作成していて気付きました。

   

 いろんな色目のお魚達と両面ワッペン。革の裏側に両面ワッペンを貼ってゲージを使って水草を書いたあとにカットしていきます。必要な分をまとめて作成しちゃいましょう。

    

 金魚鉢の形にカットした革の上にゲージを固定して置き、金魚の貼る場所の確認&貼りつけ開始→魚と水草、そして泡をチョット貼ってみたところの画像(真ん中)。
泡になる小さい丸は、ポンチがあれば簡単ですが、無い場合は根気よくカットあるのみです。
右画像では縁取りの革に両面ワッペンを貼っているところです。



とりあえず上画像が革の貼り付けにての作成の完成になります。
下の1.〜は、同じ金魚鉢を革の覗かせの方法にて制作しています。どちらが仕上がりが良いか、やり易いか、ご覧になって下さい。
 

【覗かせでの制作】

  

1 上記のゲージ作成まで一緒です。
金魚鉢の外周と金魚達・泡や水草を革に書いていき、金魚鉢外周のいらないところはハサミでカットして下さい。
跡付けした金魚・水草・泡をカッターで切り取ります。(切り取った革は、後ほど使用します。)

  

2 泡の穴あけはパンチがあると楽チンです。1で切り取った金魚達を様々な色の革の上に置いて金魚より一回り大き目でカットしてあげ、本体となる金魚鉢の革の後ろに糊を塗って大き目にカットした革を貼ります。

  

3 貼り終わりましたら、このままでも良いのですが一応上記のような蓋的なものをつくり、糊や両面ワッペンをつけて金魚達や泡が?がれ落ちを防ぐ為に覆うように貼ってみました。最終で出来上がりのように大きな革に貼るなら必要ないです。

  

4 貼り終わって前からみた画像です。
最後に金魚鉢の縁取りを作る為に、細く長めにカットした革を用意して、裏に両面ワッペンを貼って、ぐるりと金魚鉢本体の縁に貼っていきます。



上画像が覗かせによる制作方法での完成系になります。出来上がりに大き目の革の上に貼り付けました。

貼り付けでの制作と覗かせでの制作をともに、1枚の革に貼り付けてみました。
※作ってみて…覗かせでの制作の方が簡単で見栄えも綺麗かなと個人的に思いました。

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