ライニングレザーって?
ライニングレザー = 裏革とも呼ばれている素材。ライニングレザーとは、靴の中敷きや肌に触れる方=インナー的場所、足の甲や指などを包み込んでくれている場所に適しているレザーになります。また財布だと開いた側面や一般的には見えない部分の場所。バックなどでは中身を広げた際に見える場所にも使用されています。 主に多くの使用は靴になります。
ライニングレザー=裏革。表側の革として使えない?
いいえ。使えます!ライニング素材として適している革ということで、表側使用不可ではありません。
ライニング素材に適している=薄さ(表側の革の厚みに邪魔をしない)、強度(簡単には引き裂かれません)、通気性、色落ち防止剤入り(加工により無理な素材あり)、表側素材より傷が若干多いので多少安価である。
表側革からすると⇒通常ラインナップはシンプル仕上げが多い。厚みが無い、従来肉厚の革ではない為に吟スリ(表面)加工など出来ない。キズが多少多い物がある。
※ソフトな仕上げ製品、皮革製品での軽量化、天然皮革を重視した製品には適した素材ともいえます。
皮革は江戸時代に西洋靴の出会いから、明治の新政府になり西洋靴を正式に軍靴として採用したことにより靴産業が発展してきました。靴産業と共に皮革産業も大きく進展し軍靴から普段使いでの靴、ファッションとしての靴と、その間に履き心地や通気性、脱いだ時の見栄えなどライニングの必要性が高まり、適した素材、ライニングレザー(裏革)が使用されてきました。
ここ近年では、豚革・馬革もライニングレザー(裏革)としてだけではなく、小物系、バック、靴においても表側での使用が高まっております。 (バックではホースレザーバック、衣料でもジャケット、財布など多く売り場にて販売されていますよ。)
革で作られた野球のグローブ、購入したときは固く、ボールをキャッチするのも大変な道具。
使用するたびに手入れをしてオイルを加えたりするうちに自分に合った型が出来てくることによりボールをキャッチしやすくなっていき、唯一無二の自分に合った道具となっていきます。
使用するたびに手入れをしてオイルを加えたりするうちに自分に合った型が出来てくることによりボールをキャッチしやすくなっていき、唯一無二の自分に合った道具となっていきます。
靴でも同じく1mmに満たない薄い革が履いているうちに自分に合った唯一の物に!
素材が革だから成せる技といえるかもしれません。
足当たり良い製品には欠かせない素材ともいえるライニングレザー!!是非ともご活用ください。
NHK『あしたが変わるトリセツショー』2022年11月17日放送の【「足のにおい」のトリセツ 】にて
革の中敷きの良さ が詳しく説明されていますので、是非ご覧になって下さい。
あしたが変わるトリセツショー - NHK から
「これまでのトリセツ」→「足のにおい」のトリセツ(2022年11月17日)にて掲載されています。
直接はこちら(リンク先変更にて閲覧出来ない場合がございます)
⇒ 「足のにおい」のトリセツ - あしたが変わるトリセツショー - NHK
革の中敷きの良さ が詳しく説明されていますので、是非ご覧になって下さい。
あしたが変わるトリセツショー - NHK から
「これまでのトリセツ」→「足のにおい」のトリセツ(2022年11月17日)にて掲載されています。
直接はこちら(リンク先変更にて閲覧出来ない場合がございます)
⇒ 「足のにおい」のトリセツ - あしたが変わるトリセツショー - NHK
当社では創業以来ライニング素材【中敷き革・裏革】を中心に販売致しております。
創業者が靴の表側の皮革=甲革の販売店の出身で、そこでは紳士用の皮革販売が主な会社様でした。
独立する際に修行元にご迷惑お掛けしないよう、靴のインナー部分の裏側部分であるライニング素材
裏革・中敷きの販売、そしてレディース向けの皮革を主とした会社を立ち上げました。
現在は、主力のライニング素材系や馬革のアレンジ革などと表側向きの皮革も販売致しております。
※『革の中敷き』長年ライニング素材を問屋様・製造メーカー様依頼で携わってきた点からすると
女性用の中敷きは、馬革・ゴート革・豚革が主流(適した皮革)。
男性用の中敷きは、牛革・豚革が主流(適した皮革)となります。
詳しく、お知りになりたい方は店頭にてスタッフにお聞き下さい。
販売商品ラインナップ
ホースレザー(馬革)
ライニングに適した仕上げ/クロム革 =トップ仕上げ・ラッカー仕上げ・パール仕上げ
少量ですがタンニン鞣し革、コンビ鞣し革も取り扱いございます。
ピッグスキン(豚革)
ライニングに適した仕上げ/クロム革 =素仕上げ・ラッカー仕上げ・パール仕上げ
少量ですがタンニン鞣し革の取り扱いもございます。
ゴートスキン(山羊革)
ライニングに適した仕上げ/クロム革 =ラッカー仕上げ
牛革・シープ革
牛革・シープ革の取り扱いも多少あります。
※タンニン鞣し革・コンビ鞣し革やライニングとしてではありませんが、オイル加工された革などの一風変わった仕上げもございます。
お気軽にお問い合わせください!
アウトレット商材、カット商材などオンラインショップと店頭での取り扱い商品は異なります。