ヌメ革の動物(仔豚さん)

ヌメ革キットの仔豚さんの作り方を説明します。
※説明内で使用しています画像は多少の縮尺を変更しています。

仔豚・仔象・ダックスフント作り方(手順)は基本的には全て一緒になります。(違いは鼻・耳の部分になります)
 

★仔豚の作り方★ 作り方スタート


平面で見るとこんな形なのに仔豚になるなんて不思議ですよね。自分の手で作るのが醍醐味。出来上がりにはマニキュアなど、塗料系をヌメ革特有の焼け防止、硬化剤の役目になりますので塗って下さい。
マニキュアなどを塗るまでは、水につければ何度でもやり直しが出来ますので、納得するまで作り直してください。ちなみに1回目より再度作り直した方が形良く仕上がります。(個人の見解ですが…)
 
1. まず初めに水に浸けて濡らします。5秒位でいいです。
全体的に水がしみる感じに(表面だけ濡れた状態ですと硬さが残ります)
 
2. ペーパーや紙で余分な水分を取ります。生乾きの状態で形を作っていきます。ちょっと濡らし過ぎてクタクタ状態でしたら少し乾かして下さい。押したときに水分がにじみ出てこないくらいがベストです。濡らし方が少ないと硬さがあって曲げにくくなります。乾かしすぎて硬くなりましたら再度濡らしてあげましょう。
作業中で乾いて硬くなってきましたら、全体的に濡らすと再度初めからになってしまいますので、左図のように少し広範囲ならティッシュで局部的な場所なら爪楊枝・綿棒などで濡らして柔らかくしてあげて作業して下さい。
 
3. 形をとる前に簡単にあらかじめ鼻・頬・足をつまんで曲げておいて下さい。
←背通りで軽く曲げてお腹辺りと足の部分を曲げてあげます。
4. ここから本格的に形をとっていきます。お腹の部分を内側にして立体的にしていきましょう。
あまり折り曲げすぎると丸みのない=肉付きのない瘦せぽっちの豚さんになってしまいます。
お腹に指をあてて潰れない様に丁寧にゆっくり曲げていって下さい。いい感じの太さのサインペンやボールペンなどあったら包み込む感じに曲げてあげるのもありですね。
5. 再度、鼻を押し立てて、顎・頬を内側に入れ込んでいきます。
耳を手前に曲げ立たせて、最後に尻尾を決めて(自分はねじりちょい立たせ)出来上がり!! (耳を上げたり尻尾を下げたり)自分の好きな仔豚にしてね!
※顔のパーツ作りで特に鼻の角度ではイノシシのようにみえてしまいます。

最終仕上げに透明のマニキュアを付けると、ツヤが出て、より硬くする事が出来ます。(最終に何か塗ると、水で元に戻す事は出来ませんので注意)
もちろん色付きのマニキュアでもOKです。 元の色目がありますので濃く反映されます。
ちなみに仔象・ダックスフントもこんな感じ。
作り方は皆同じ  胴→足→頭周り→尻尾の順番で作るのが簡単です。
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