ヌメ革の動物（犬さんの作り方）

ヌメ革キットの犬さんの作り方を説明します。
※説明内で使用しています画像は多少の縮尺を変更しています。
 
用意するもの
全て用意しなくても大丈夫。代用品可！とりあえず水!!
水、ペンチ、目打ち、ティッシュペーパー、ペーパータオル、爪楊枝
※セロテープ
※マニキュア
（※は使用しなくてもOKです。）
　
犬さんキットを購入しますと、
犬さん　1
革ヒモ　1
留め金具　1
革花びら　数枚
が入っています。
 

★犬さんの作り方★　作り方スタート

１. 犬さん本体を水に浸けて濡らします。すると硬かった革が柔らかくなります。
2. 濡らしすぎましたら、ペーパータオル・ティッシュで拭き取って下さい。　
3. まず初めに中心の背中に丸みを持たせます。
4. 頭部分・手・脚・しっぽ部分と同じく丸みを持たせてあげます。
5. こんな感じにしておくと後の作業が楽になります。
6. ここから本格的に形作りになります。お腹部分にある切り込み部分を内側に押さえ込みます。
7. 脚を立たせるように胴体を内側に押さえ込んで立体感を作っていきましょう。
8. お腹を押さえながら脚を一本一本を摘みながら向きを整えてあげます。
9. 各足の方向を決め脚が全て立った状態します。とりあえずの状態です。
最後の方で再度立ち方を整え再度立ち方を整えます。
10. 耳の切り込みを摘まんで立たせてあげます。個人のアレンジで立たせ方は自由です。
最終画像に耳を少し垂らした作品も載せてあります。
11. 両耳を終えたら、今度は口元部分を内側に畳む形に折り曲げて下さい。
12. 口元部分を左右曲げ入れ込むとこんな感じに…変な顔。。
13. 目打ちを使って鼻部分を作ります。目打ちが無ければ細めの硬い棒ならOK。切り込みに差し込み内側に押し込みます。
14. ここまでの作業をしてくると本体が乾き硬くなっているかと、その場合は、爪楊枝を濡らして、部分的に軽く水分を与えて下さい。
15. 鼻部分のピンポイントを柔らかくして鼻の形を整えています。本体に湿り気があればこの作業は飛ばして下さい。
16. 14と同じく本体の乾いて硬くなった場所にティッシュペーパーを濡らして水分補給。
（広範囲バージョン）
17. これから作ろうとした尻尾部分に水分補給しています。
こちらも15と一緒で湿り気があれば、この作業は飛ばして18に。
18. 尻尾を作ります。作り方は個人のアレンジで、今回は多少のヒネリ&立たせた風に仕上げてみました。
19. 9で行った脚を再度角度を与えてバランスを整えてあげます。
20.  立たせてみて修生したい部分があれば16のように部分的に水分を与えて作り直して下さい。何度でも修正可能です。納得するまでどうぞ！
水分が抜けて乾くと革は多少縮みますので顔の表情チェックを忘れずに！

20.で完全に乾ききれば完成となりますが、ここからはおまけ。
多少の型崩れ防止&焼け防止のためにマニキュアを塗っていきます。
21. ヌメ革は光等で褐色系に変色します。それも味が有って良いものですが、今回はマニキュアを塗ってみます。
22. 21のマニキュアを塗ると多少の変色を抑えてくれます。サービス革を下に置いてオブジェとして完成。
ストラップとして使用の場合は23に。
23. ストラップ用に同封されています。革ヒモに輪っかを作って留め金具を軽くペンチ等で締めておくとあとの作業が楽になります。
24. 23で作ったストラップ用のヒモの輪っかに本体の胴体を通してペンチにて固く締めてあげます。多少力が必要となります。
25 ヒモの長さを整えて結わいて余った革はカットしたら完成です。
26. 左側は説明内でも使用して仕上げた透明マニキュアでの作品で、右側は色付きのマニキュアを使用してみました。

セロハンテープの使い方

用意するものにセロハンテープがありましたが使用方法は、ペンチの先には物を掴むためにギザギザになっています。
そのまま使用すると革に痕がついてしまいますので、、、
ティッシュを巻いてテープで留めてあげると痕が付きにくくなります。
指でやりづらい場所とかで使用してみて下さい。
※力加減に注意
  • 当社扱いの馬革（ホースレザー）について
  • ライニングレザーって？
  • 本革は畜産廃棄物を有効活用したエコでサステナブルな天然素材

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