馬革(ホースレザー)
学術名:EQUUS CABALLUS
現状、靴や、バック、小物等、多方面に使用されています。身近で競走馬を御覧になった事がある方は御存知だと思いますが、馬は気性が活発で広原を駆け回る生き物の為、生傷が多い傾向があります。しかし、革を組織する繊維のキメが細やかな為、緻密で美しい表面を持っていると共に、しなやかでスムーズな質感が特徴という点もあります。馬革のコラーゲン繊維の構造は牛革に比べて粗大ですが、毛穴が少なく吟面がスムーズです。牛革との比較になりますが、強度は少し落ちる点が有る反面、繊維質が細かいので断ち切りがよく、柔らかく軽いという利点が有ります。
馬は牛より飼育頭数が少なく、最近では使役馬の減少、馬食肉文化の衰退、動物愛護運動などにより、手に入りづらくなり希少価値を高めています。※牛と共に一頭分の革を背中で半分にカットした半裁を一枚として扱っています。



馬革(ホースレザー)の半裁になります。
首が長いのが特徴です。
基本的な厚みは0.65〜0.8mm
厚口で厚さは0.9mm前後になります。
厚みや大きさなど天然素材の為に個体差があります。また厚みをもたらす仕上げに植物性タンニンを使用の商品もありますが、こちらも個体差により膨張具合が異なってきます。
基本的に上記の長さは190DS位で230cm辺り・270DS位で300cm辺りの長さになります。
国産内地馬の場合は350DS近くの商材もありますのでさらに長くなります。
ほとんどの商品は上記画像の大きさになりますが、

数点こちらの画像のようなコードバン部分を切り取った半裁もあります。見た目は不格好な形です。
大きさは90DS〜160DS位になります。
厚みの違いはありません。
こちらの素材は各商品詳細ページに記載ありますので確認して下さい。
※背通りやお尻はやや厚く、お腹周りに向かうほど薄く0,6mmくらいの厚さになります。
※当社で扱っています馬革は、特になめしによるコメントがない場合は、クロムなめしの革になります。
※皮革は人間と一緒!(簡易的な伸縮率)つまり、成長が止まっている状態で身長は伸びません。頭からお尻にかけては伸縮が少ないです。
お腹周り→背中からお腹にかけては伸び率が高いです。勿論、首・手・足と長さは変えられませんが、太くなったりはできるために、その方向には革は伸びます。またダキと言われる部位(脇下・股下)可動率の高かった場所は、方向によってはよく伸びますので、使用の際にはご注意して下さい。また斜め裁断(斜め方向)も革は伸びます。
お腹周り→背中からお腹にかけては伸び率が高いです。勿論、首・手・足と長さは変えられませんが、太くなったりはできるために、その方向には革は伸びます。またダキと言われる部位(脇下・股下)可動率の高かった場所は、方向によってはよく伸びますので、使用の際にはご注意して下さい。また斜め裁断(斜め方向)も革は伸びます。
色のブレ幅について
ラッカー・スムース仕上げについては、ツヤ・濃淡で多少のブレは生じます。素上げ仕上げは、染料染めですので1枚1枚に浸透する度合いが異なりますので、1番色ブレが生じやすい商品です。
パール・メタリックは、濃淡にて色調が左右されやすい商品。濃淡とツヤ(パール使用量)にて色ブレが発生します。

白色の紙から仕上げるのとは違く、革を鞣す際に使う薬品において元色が薄いブルー系、またはベージュ系の色目になります。
また個体差(元色の肌目が濃い、淡い・浸透しやすい、しにくいなどの違い)により全く同じブルー色、ベージュ色にはなりません。濃い・淡いとまちまちです。1枚の中でも部位により濃淡があります。工場の染色担当者の永年の経験でも色ブレはあります。上記の元色をベースと考えたらラッカー系・パール系の商品は両隣くらいの色ブレは当社では許容範囲としています。
また色調整の難しい素仕上げにおいては元色から両サイドに1つ目から2つ目いかないくらいを許容範囲としています。御許容下さい。
勿論、各色・各仕上げにて、色ブレ無く提供出来るよう生産工場共々努力を重ねております。全ての馬革の商品においては元色から両端に2つ先の色までブレることはございません。このような場合は入荷時の検品の際に工場に再仕上げの依頼しています。
しかしながら個体差があるものですので、革1枚1枚で作るパーツを考えてご使用頂けたらと思います。
(一部 東京都立皮革技術センター 参照)
「革について」